カタバミ

 最も普通の雑草で、かじるとすっぱい味がする。茎や葉柄は赤みをおびるが、時に、株全体が赤紫色のものもある。茎は四方に枝分れして地面をはい、棒の先にハートを三つ付けたような葉を互生につける。花は、ところどころの葉のつけ根から立ち上る花茎の先に、数個が集まって付き、順次に咲いてゆく。5枚のがくに包まれて、5つの黄色い花びらがあり、花弁の基部は互いにひっついている。雄しべは10本で、5本ずつ、きれいに2段に並ぶ。雌しべは1つであるが、先は5つに分れている。
 果実は、5角形の角のような形をしている。熟した果実にさわると、種子がはじけて飛び出してくる。若い果実から取り出した種子は、丸くて白く、少しすきとおっており、中に茶色のかたまりがあるのが分かる。はじけ

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Oxalis corniculata
RECORDID A000008026
上位分類群 カタバミ科
地域 中河内;豊能;大阪市;泉北;南河内;泉南;
展示場所名 1_3