スベリヒユ
1年草。植物全体が赤味を帯びている。茎はふつう直立しないで、地面をはうか、斜に立っていて、下部は赤茶色、円柱形でみずみずしい。葉は肉あつで柔らかく、前歯のような形をしていて、ふちにぎざぎざがない。葉は互生するが、枝の先は節間がつまって、葉が車座に集まってつく。花は茎の先の方の葉のつけねにつき、花の直径約6 mm、花弁は5枚で黄色、質がうすい。朝開いて、午後にはしぼむ。果実は横に一周する切れ目ができて、ふたがとれると、中に小さい黒い種子がまるで鉢にだんごを盛ったようにつみかさなっている。種子は微細な突起におおわれている。
日当たりのよい、しめり気のある肥えた土を好み、そんな所では大きく育つが、乾いたやせた土ではいじけて小さくなる。日かげでは茎が
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Portulaca oleracea |
RECORDID | A000007542 |
上位分類群 | スベリヒユ科 |
地域 | 三島;中河内;大阪市;南河内; |