クルマバザクロソウ
道ばたに、へばりついて生えている熱帯アメリカ原産の1年草。茎は下部から枝分れして、四方八方に枝を伸ばし、節には細長い葉が4 ~7枚輪生状につく。しかし、これは真の輪生ではなく、どちらか一方の側にかたよって着いている。そして、その反対側に、小さな花が集まってつく。花の柄の基部には、小さな鱗片がある。
花はごく小さく2ミリ以下で、5枚のガクのようなものと、3本の雄しべ、1つの雌しべがある。花は上向きに咲くが、花がすむと柄は下向きになる。熟すと再び上向きになり、果実は3つに割れて、中から多数の小さな赤褐色の種子を出す。
ザクロソウの名は、日本に昔からあったザクロソウの葉が、つやつやしてザクロの葉に似ているからだと言われている。ザクロソウは畑の雑草。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Mollugo verticillata |
RECORDID | A000007540 |
上位分類群 | ザクロソウ科 |
地域 | 豊能;大阪市;北河内;中河内;南河内;泉北;泉南; |