オオイヌタデ
1年草。茎は高さ50 ~120 cm。たくさん枝を出す。節の部分は葉のつけねがひろがって茎を抱き、丸くふくらんで目立つ。節には茎をとりまくうす茶色の膜質のさやがある。これはタデ科の特徴である。さやの上端は水平に切ったようになっていて、毛がない。これはオオイヌタデの特徴である。葉は互生。下部の葉は長い柄がある。葉の中脈から多数の側脈が広い角でほぼ並行して出て、魚の骨のように並んでいる。花はくすんだうすいピンクまたは白色で、枝先に密について4 ~7 cmの先の垂れた穂になる。4裂した花弁のようにみえる部分はがくに相当し、真の花弁ではない。花が終わっても、そのままの色で残っているため、長い間花が咲いているようにみえるが、がくの中では果実ができている。花穂をとって指
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Persicaria lapathifolia |
RECORDID | A000007500 |
上位分類群 | タデ科 |
地域 | 南河内;中河内;豊能;大阪市;泉北; |