タイリクイタチ

 市街地を中心に、元々生息していたニホンイタチに代わって、分布を広げていると考えられている。大阪市内のような都心部でも生息している。
 朝鮮半島をはじめユーラシア大陸が原産で、1949年頃九州に侵入し、西日本で野生化した。成体の頭胴長は、オスが28-39cm、メスが25-31cm。おもに夜行性で、ネズミや鳥など、さまざまな小動物を捕食する。市街地では、家屋に住み着いており、夜天井裏を走る音が聞こえることが多い。しばしば生ゴミをあさると言う。野外でのニホンイタチとの識別には注意を要する。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Mustela sibirica
RECORDID A000000069
上位分類群 脊索動物門 哺乳綱 食肉目 イタチ科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南
メモ 移入種