ウラギンシジミ

低山地に多く,大阪市内では秋に市外から移動してきたものが見られることがある.林縁や公園の日だまり,人家周辺に生息し,腐った果実,樹液,クズ,ハギなどの花を訪れる.吸水している姿も見られる.幼虫はフジ,クズ,エンジュなどの花,つぼみを食べる.蛹で越冬.
〔特徴〕ハネの裏面が銀白色で,オスの表面にはオレンジ色の,メスの表面には青白色の紋がある.前翅長20~25mm.
〔季節〕9月下旬~11月上旬(成虫).8~9月(幼虫).
〔分布〕新潟県・福島県以西の日本.国外では朝鮮半島,台湾,中国~ヒマラヤ地域,インドシナなどに分布する(日華型).

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Curetis acuta
RECORDID A000005814
上位分類群 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 シジミチョウ科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南
展示場所名 1_7;3_22
季節 09-20~11-09