ハシボソガラス

 数多い留鳥。平地から山地まで広く分布するが、農耕地周辺や海岸部に多く、山林には少ない。かつては大阪の市街地では本種のみが見られたが、近年はハシブトガラスの方が目立つ。秋から冬を中心に、大きな集団ねぐらをつくる。
 全長50cm程度。果実や農作物などの植物質から、魚介類のような動物質まで、さまざまな物を採食する。繁殖期は3月~5月頃で、高い木の上に枯れ枝で直径50cmをこえる大きな皿形の巣をつくる。市街地周辺では、巣材にハンガーを使うことも多い。ガァーガァーと鳴く。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Corvus corone
RECORDID A000000444
上位分類群 脊索動物門 鳥綱 スズメ目 カラス科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南
メモ 繁殖