マムシ
丘陵から山地を中心に広く分布しているが、記録はあまり多くない。市街地周辺での観察記録の多くはアオダイショウの幼蛇の誤認と考えられるが、少数ながら平地での記録もある。
成体の全長は、40-50cmで、太短い。背面には、褐色の地に、黒褐色の銭形模様がある。腹面は、肌色地に黒い斑紋が密にある。どちらかというと夜行性だが、秋には昼間にもよく活動する。食性は幅広く、カエル、トカゲ、鳥、ネズミなどを食べる。
毒ヘビとして知られているが、おとなしく動作が遅い上に、小さく毒量が少ないので、それほど危険ではない。万が一噛まれた場合は、落ち着いて医者に行く。傷口を切り開いたり、しばって血流を止めたりは、しない方がよい。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Agkistrodon blomhoffi blomhoffi |
RECORDID | A000000039 |
上位分類群 | 脊索動物門 爬虫綱 トカゲ目 マムシ科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南 |