キビタキ
数少ない夏鳥。かつては金剛山や箕面でのみ繁殖していたが、現在は北摂や金剛から和泉の山々で広く繁殖している。渡りの時期(春は4-5月、秋は9-11月頃)には、平地から山地までさまざまな林で、普通に記録される。大阪府レッドデータブックでは、準絶滅危惧とされている。
全長13.5cm程度。昆虫や果実などを採食する。とくに空中の昆虫を飛びついて捕食する行動が特徴的。繁殖期は5月~7月頃で、樹洞で営巣する。チュイーチー、ピーコロピーコロなどと大きな美しい声で囀る。コジュケイやツクツクボウシの声によく似た声で囀ることもある。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Ficedula narcissina |
RECORDID | A000000377 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 スズメ目 ヒタキ科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南 |
メモ | 繁殖 |