ミソサザイ
数少ない留鳥。かつては金剛山でしか繁殖していなかったが、現在は大和葛城山から和泉葛城山までの山地で繁殖している。冬期は丘陵にまで降りてくる。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長10.5cm程度。山地の渓流沿いなどの湿った環境に生息し、昆虫やクモなどを採食する。繁殖期は5月~8月頃で、地上や建築物などにコケなどで球形の巣をつくる。よく響く大きな声で、複雑で長く囀る。非繁殖期は、ウグイスに似た声でチャッチャッと鳴く。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Troglodytes troglodytes |
RECORDID | A000000335 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 スズメ目 ミソサザイ科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;中河内;南河内;泉北;泉南; |
メモ | 繁殖 |