ハクセキレイ
数多い留鳥。かつて冬鳥であったが、1983年に忠岡町と堺市で繁殖が確認されて以降、繁殖分布は湾岸部からどんどん内陸の丘陵にまで広がった。現在は、平地から丘陵でごく普通に年中生息している。亜種ホオジロハクセキレイも、少数ながら繁殖例がある。冬には大きな集団ねぐらをつくることがある。
全長21cm程度。かつてはおもに海岸沿いに分布していたが、現在は山地にまで分布を拡大している。昆虫などを採食する。繁殖期は5月~7月頃で、家屋や石垣、岩のすき間などで営巣する。中国地方から九州の海岸では、亜種ホオジロハクセキレイが少数繁殖している。近畿地方の他府県でも1980年以降次々と、繁殖が確認されるようになった。チュチュッチュチュッと鳴きながら飛ぶ。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Motacilla alba |
RECORDID | A000000319 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 スズメ目 セキレイ科 |
地域 | 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南 |
メモ | 繁殖 |