カッコウ

おもに数少ない旅鳥。渡りの時期には、平地の公園を含むさまざまな環境で観察される。大阪府下での確実な繁殖例は、堺市大泉緑地でモズの巣に托卵した1例が知られているのみ。その他、金剛山や和泉葛城山などの山地、信太山丘陵、淀川牧野周辺などで、繁殖期を通じての生息が知られているので、もっと繁殖している可能性がある。
 全長35cm程度。平地から高原までの疎林や低木の散在する草原に生息し、昆虫の幼虫などを捕食する。繁殖期は5月~8月頃で、モズ、オオヨシキリ、ホオジロなどの巣に托卵する。カッコー、カッコーと鳴く。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Cuculus canorus
RECORDID A000000284
上位分類群 脊索動物門 鳥綱 カッコウ目 カッコウ科
地域 豊能;三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南
メモ 繁殖