コブハサミムシ,アルマンコブハ

オスのハサミには強く曲がったアルマン型と長いルイス型の二型がある。後者はヤマトコブハサミムシA.japonica とまちがえられてきた。ヤマトは朝鮮と本州に分布することになっており、北隆館の黒白版昆虫図鑑に図が出ているが、大阪地方では見たことがない。樺太~九州の日本列島固有種。西宮市(仁川九十九折橋・盤滝・同~奥池・奥池・船坂峠~棚越・船坂谷・同桂茶屋~川上滝・熊笹峠入口)・金剛山(狼火台・水野~石寺跡・伏見峠~石寺跡・久留野峠~伏見峠・クロトガ谷・横峰分岐~大田和地蔵・千早側ブナ下半・上半・モガ辻~久留野峠・香楠荘・屏風坂)・千早口・三石山・和泉葛城山頂・牛滝。生駒山地のをまだ見ていない。

項目 内容
所蔵施設 大阪市立自然史博物館
学名 Anechura harmandi
RECORDID A000002013
上位分類群 節足動物門 昆虫綱 ハサミムシ目 クギヌキハサミム