タマシギ
数少ない留鳥。おもに平地の水田や休耕田に生息する。ふだんは草の中に隠れており、夜行性であることもあって生息確認は少なく、繁殖記録はあまりない。繁殖に適した休耕田などの湿地の減少とともに、個体数は減少していると考えられる。大阪府レッドデータブックでは、絶滅危惧II類とされている。
全長26cm程度。ミミズ・昆虫といった動物質や草本の種子を採食する。夜行性で、昼間は湿地の草むらの中に潜む。繁殖期は4月~8月頃で、水辺の草むらに巣をつくる。夜にコーコーコーと連続的に鳴く。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Rostratula benghalensis |
RECORDID | A000000183 |
上位分類群 | 脊索動物門 鳥綱 チドリ目 タマシギ科 |
地域 | 三島;北河内;大阪市;中河内;南河内;泉北;泉南; |
メモ | 繁殖 |