ツマグロカミキリモドキ
体長9-12mm.成虫は夏に灯火に飛来する.沿岸地域に多く,幼虫は朽木の材部を食べる.初夏のころに朽木で蛹になる.体液にカンタリジンという毒液をもち,皮膚の柔らかい部分に触れると水膨れができる.褐色で細長いが,上翅の先端が黒い.大阪市内ではかつて,子供達の間で「兵隊虫」と呼ばれ,ひじにはさんで勝負するという遊びが流行していた.出現期は05から07月.北海道,本州,四国,九州,南西諸島,世界各地に分布.
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Naserdes melanura |
RECORDID | A000001678 |
上位分類群 | 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目 カミキリモドキ科 |
地域 | 豊能;大阪市; |
展示場所名 | 1_2 |
季節 | 05-15~07-15 |