カロリナポプラ
アメリカ原産の落葉樹。ヨーロッパのすらりとしたポプラと異なり、枝ぶりがたくましい。若枝は長くのび、多数の葉をつけ微風にもキラキラとそよぎ、ゆれる。
[樹皮]ははじめは銀色で横のすじがあるが、古くなると縦のわれめができる。幹に1 mおきくらいに、ふとい枝が集中している部分がある。根元から多数のひこばえを出し、また、横にはっている根が傷つけられると、そこにも必ず根が出てくる。[葉]は、ほぼ三角形で、ふちには粗い鋸歯がある。葉柄は長く、基部は横に平べったく、中部では丸くなり、上部では縦に扁平になる。葉柄は、ねじれ、光をよく受けるようにさまざまな位置に葉身を安定させる。葉身と葉柄が接する部分に、ふたつの腺点がある。
項目 | 内容 |
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所蔵施設 | 大阪市立自然史博物館 |
学名 | Populus angulata |
RECORDID | A000010105 |
上位分類群 | ヤナギ科 |